自家発電設備

このたび北海道胆振東部地震の被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また犠牲になられた方々に対し、深くお悔やみ申し上げ、被災地の一刻も早い復興を心よりお祈りしています。

地震の影響により、北海道全域295万戸が停電したとの報道で、マンションに住む方がエレベーター停止と給水ポンプの停止に困っている様子も伝えられておりました。
これを受け、エレベーターや給水ポンプの動力系統と、共用廊下などに設置されている電灯系統を数日間まかなえるだけの自家発電能力や非常電源は確保しておきたいと思いましたが、それには一体どれほどの電力を確保しなければいけないのか、また法定点検の項目追加等による費用の増加がどれほどなのか、あるいは自家発電装置等を設置をする場合の費用や行政機関への申請をどうしたら良いのか?などなど、調べなくてはいけない事が山積しています。

少なくとも集会室や管理室には、小規模な発電機は用意しておきたく、いまや情報収集に欠かせないスマートフォンやタブレット端末、wifi機器などの充電が出来るように準備しておく事が必要だと思いました。
また、避難訓練にからめて、組合員や居住者が発電機の操作が出来るようにする事と、燃料の確保も重要だと思います。

災害時気をつけたいこと

電力から外れますが、大規模な地震の際は、配管が損傷していることが懸念され、トイレなどの排水についても調査が済むまでは控えなければいけない状況になると思います。
災害用マンホール直結簡易トイレを用意するなどの準備をする事や、目隠しのためのテント、携帯トイレ、防臭袋も備えておく必要があると思います。

今や大型台風の到来でも、電力インフラがやられてしまう可能性がありますので、こうした災害対策を怠らずに常日頃から検討をしていかなければならないという事を痛感しました。